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自然豊かな天竜で育った、天竜木材

GR86 インテリアパネル・カスタムパーツ

「天竜ヒノキ」って?

日本は、3778 万haの国土面積のうち、森林率66.8%と高く、古くから「山の文化」、「木の文化」が根付いています。 そのうち、天然林3/5、育成林(人工林)2/5となっており、育成林の面積は1000万haを超えます。育成林(人工林)が 1000万haを超える国は世界で4つしかなく(中国、ロシア、カナダ、日本)、育成林(人工林)大国なのです。 その中でも、吉野、尾鷲、天竜が「日本三大人工美林」と呼ばれています。

 セカンドステージの地元である浜松市は全体面積の約7割にあたる約10万ヘクタールが森林であり、 日本三大人工美林の一角である「天竜美林」を有しています。「天竜美林」は天竜川流域上流部に広がっていますが、 元々は「暴れ天竜川」と呼ばれ、江戸時代から治水を目的に植林が行われていました。

 ここで「天竜美林」の育成、拡大に貢献した人物、金原明善翁を紹介します。天竜川西岸の豪農の家に生まれた金原明善翁は、 水防の必要性を説き、明治7年(1874)天竜川治水事業に私財を投じ植林を行いました。やがて治水事業は、国の直括事業に なりましたが、林業に転じて植林を続け、13年で292万本、私有地にも401万本を植林し、「天竜美林」の育成に大きく貢献しました。

このように、歴史に彩られた国内有数の産地である「天竜美林」と天竜川水系の恵まれた自然環境でに育まれた天竜ヒノキ。 高級材として広く知られていて、強度があり、かつ色艶がよく、特有の芳香があります。 また、天竜ヒノキは油分が多いので、水に強く腐りにくく、さらに虫がつきにくいという特徴を持っています。