【番外編】カトリさん、彫刻の世界を堪能するー箱根彫刻の森美術館への旅
【カトリさんと行く浜松ドライブの旅】
…第百八回目 「カトリさん、彫刻の世界を堪能する」
今回は浜松を飛びだし、箱根へドライブしに行きました!
※箱根へ行ったのは2019年10月です。
現在はイベント内容が変更になっていたり、中止されているものがあります。
紅葉に包まれた箱根
全国的にも有名な温泉地、箱根。ちょうど10月下旬ごろから紅葉で染まり始めます。
(行くのがちょっと早かった為、微妙な染まり加減です。)
温泉に入る前に、温泉まんじゅうを食べながら川沿いを散歩すれば日頃の疲れがスッ…と取れていきます。
彫刻の森美術館
今回は、そんな川沿いの温泉街からグネグネの山道を車でドライブし、彫刻の森美術館へやってきました!
山の上にあるので、下の温泉街よりも肌寒いので服装に注意です。
美術館というと、静かに室内をグルグルと巡るイメージが強いですが、こちらの美術館はほぼ屋外!広大な敷地に驚きます。
屋外展示と屋内展示に別れていて、自分の好きなように見て回ることが出来ます。
自然に囲まれ空気も美味しいです。
中には様々な彫刻作品が展示されています。彫刻のみを見るのではなく、背景とセットで見ることで新しい楽しみ方を発見出来るかもしれません。
基本的には柵なども無いため、遠くから見たり、近くで見て見たり、触れてみたり…。楽しみ方は様々です。
個性的な作品がたくさん!
展示されている作品は大きさも素材も展示場所も全然違っていて、どの作品にも驚かされます。
こちらの横たわる大きな女性の顔は「嘆きの天使」というタイトルです。
水の中に展示されていることで、水面に大きな顔が反射しています。
水面に映った自分の姿に恋をして水仙の花に生まれ変わったという、ギリシャ神話の青年ナルシスから着想を得ているそうです。
夏になると、「ミストガーデン」という顔全体からミストが噴き出し、涼しげな演出がされるそうです。(シュール…。)
大きな目玉焼きを発見!!思わず駆け寄って寝そべってしまいました…。
目玉焼き型ですが、ベンチなので寝そべってもOK!美術作品なのに手に触れられる作品が多いことも彫刻の森美術館の魅力の一つです。
靴を脱いで上を歩いたり、黄身の上に体操座りしてみたりして写真を撮ったり…面白い写真がたくさん撮れます!
子どもも楽しいネットの森
木が積み木のように積み重なっているこちらは「ネットの森」という野外体験型のアート作品です。
入口にいたちょっとした作品がなんだか可愛いです。
中に入るとビックリ!普通のアスレチック施設とは見た目のインパクトが全然違います。
カラフルなネットが折り重なって吊り下がっています。
ぶら下がったり、中に入ったり、とっても楽しそうです!
なんと造形作家の方と、建築家の方がコラボして約2年もかけて完成したそうです。
塔の中には驚きの光景が…
少し歩くと、このような塔がそびえ立っていました。外から見ると何やら模様が描かれているようですが、何かは分かりません…。
とにかく大きな塔です。中に入れるようなので入ってみると…
こんな風景が待っていました。
塔の中は壁一面にびっしりとステンドグラスが!上を見上げると、ステンドグラスと塔の形状が合わさって素晴らしいです。
中央には螺旋階段が設置されていて、このステンドグラスに囲まれた不思議な空間を歩くことが出来ます。
こちらは「幸せをよぶシンフォニー彫刻」というタイトルの作品です。
階段を登ると、結構近くで作品を見ることが出来ます。よく見るとステンドグラスの模様には鳥や太陽などのモチーフも描かれています。
夜に施設を巡ることが出来る、「箱根ナイトミュージアム」というイベントではこの塔がライトアップされて
さらに幻想的な輝きを見ることが出来るようです。
※こちらのイベントは不定期開催です。
あったか足湯でひと休み
先ほども少し触れましたが、山の上にあるため秋・冬の季節に行くとかなり肌寒いです。
私も歩いている途中で寒さが限界に…。
そんな時、救世主のように現れるのがこちらの足湯です。
箱根といえば温泉ですが、まさかの美術館の中に足湯があるとは…さっそく私も入ってみます。
さっきまであんなに寒かったのに、足を付けただけで全身がポカポカに!
足湯の位置からも彫刻作品を見ることが出来るため、足湯に浸かりながら作品を眺めるという何とも贅沢な時間を過ごせます。
足湯を出た後も、しばらくはポカポカして全身があったかい状態になります。
彫刻の森研究所
屋外施設だけでなく、屋内でも様々な作品の展示やイベントが行われています。
私が行ったときには「彫刻の森 研究所」が開催されていました。
※こちらのイベントは不定期開催です。
プロジェクターに映された細長い人のシルエット。その前にある台に乗ると…。
先ほどの細長いシルエットが彫刻作品に変化しました!
私がポーズを取ると、同じポーズに変化します。
台に乗ると自分が彫刻作品になってしまうという面白い展示です。
私は彫刻になるとこうなるのか…!
とても広いため、今回全ては紹介出来ませんでしたが、彫刻作品以外にもピカソ館でピカソの作品を鑑賞したり、
ミュージアムカフェでコーヒーを飲んだり、ショップでちょっとアートなグッズを手に入れたりとても楽しい場所でした。
彫刻の森美術館
9:00〜17:00 年中無休
※入館は閉館の30分前まで
料金:一般…1,600円、大学生・高校生…1,200円、中学生・小学生…800円
駐車場:駐車場有り(350台)
5時間まで1台500円(5時間を超えた場合、1時間毎に500円)
彫刻の森美術館の詳細はコチラ
カトリさん
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