【番外編】カトリさん、歴史にロマンを感じるー三重県 伊勢への旅
【カトリさんと行くドライブの旅】
…第十一回目 「カトリさん、歴史にロマンを感じる」
お昼ごはんに松坂牛を!
前回、浜松を飛び出し、三重県の伊勢おかげ横丁を訪れた私ですが…
お昼ご飯を食べに松坂へ!松坂といえば松坂牛。今回は焼き肉の食べ放題へいざ出発です。
中へ入るとたくさんのトロフィーが!よく見ると牛さんトロフィーで可愛いです。受賞した牛さんを食べるなんてなんだかもったいない気持ちです。
う…!まぶしい!松坂牛の油に目がやられるかと思いました…!牛肉が口の中で溶けるなんて迷信だと思っていたのですが、溶けます。
牛さん、生まれてきてくれてありがとうございます。そしてごちそうさまです。
おなかいっぱい、幸せいっぱいになったところで次の目的地へ。またバスに揺られること約1時間半…次の目的地を知らせる看板が見えてきました。
ロマンの塊、六華苑へ
六華苑へ到着です!六華苑は別名、旧諸戸清六邸といって諸戸清六という人物の邸宅だそうです。
だいぶ日も落ちてきて絶妙な雰囲気を出す六華苑。この建物は1913年(大正二年)に建てられた建物で、イギリス人建築家のジョサイア・コンドル氏が設計したものです。
ジョサイア・コンドルはあの鹿鳴館やニコライ堂も建築したことで有名な建築家ですが、その建築はほとんど関東大震災や空襲でほとんど残っていないらしいです。この建物の貴重さがより伝わってきます。
六華苑の大きな特徴の一つがこの洋風建築と和風建築が織り交ざった見た目なのですが、現在でもこんな奇抜な建物はなかなか無いですよね。
それを今から約100年も建てたなんて驚きです。外から見ると、ちょうど和と洋の境目を確認することが出来ます。
まずは洋館エリアへ
まずは外から見た時に、あの円柱型の形が特徴的だった洋館エリアへ。
小さい頃、遊んだおもちゃにこういうのがあったなぁとしみじみ。
建物だけではなく、備え付けてある家具も全て素敵です。そこには現代でも通じるものづくりがあって、感動しました。
部屋にあるちょっとしたランプや壁紙がとっても綺麗です。
お隣の和館、そして日本庭園へ
遠くから見ると、まさか同じ建物とは思えないのですが…中は本当に繋がっています。さっきまで洋風な雰囲気だったのが嘘のよう。すぐ隣に畳が広がっています。
日本の伝統的な建築を尊重した造りなのがよくわかります。田舎にいる祖父母の家を思い出しました。
しかし、洋館と繋がっている為、天井の高さを合わせる必要があるらしく、普通の和室よりも天井がとても高くなっていました。
中からは綺麗な日本庭園を眺めることが出来ます。慰安旅行は11月中旬だったため、紅葉が少し色づいてきています。
静かな空間に聞こえる水滴が落ちる音もまた風情があって素敵です。他にも歴史を感じられる建物がたくさんありました。
ここでこういう会話が行われていたのかな、なんて歴史にロマンを感じながら巡ると楽しいと思いますよ。
六華苑を出ると、川が広がっています。夜は周りのライトが反射してロマンチックな雰囲気を感じることが出来ますよ。
松坂牛・六華苑
美味しいものを食べて、歴史にロマンを感じて…楽しい旅でした。
六華苑を出たあと……高速道路の渋滞にはまり、何時間もかけてやっと浜松へ到着。何度も尿意に襲われ気が狂いそうになりました。無事に帰還出来てよかったです。
カトリさん
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